改正健康増進法では、屋内に紙巻きタバコを吸えるエリアを設けるにあたり、「喫煙専用室」を設置する必要があります。
この際、壁・天井で区画、0.2m/s以上の気流、屋外または外部への排気が求められます。
これは、「加熱式タバコ専用喫煙室」を設置する場合や、既存小規模飲食店の一部に「喫煙可能室」を設ける場合も同様です。
それなりの設備工事が求められることは容易に想像できると思います。
そこで、いくらくらいかかるのかリサーチしてみました。
するとたとえば、1.5坪の「喫煙専用室」を設ける場合、143万円という見積もりが出ました。
さらに別紙明細を見ると、これには運搬搬入費、現場組立費、施工管理費、現場経費は含まれておらず、ダクト接続、照明器具電源の費用も別途になるようです。
よって、総額なら、200万円を超えることが予想されます。
これを高いとみるか安いとみるかは事業規模によって変わってくるのでしょうが、事業者である以上、費用対効果の視点から考えるのは必須になるでしょう。