新型コロナウイルス感染症の感染対策のために、飲食店「見回り隊」をつくっている自治体があるそうだ。
大阪の飲食店“見回り隊”バイト大量動員 実態は…
県と市が「飲食店見回り隊」結成 新型コロナ感染対策確認
東京都の見回り隊が始動 約12万店が対象
個人的には飲食店に対策のリソース注ぎ込むことは疑問に思っているし、むしろバイトがウロウロすること自体が人出を減らせということに矛盾するんやないのと思っているんだが、やるもんは仕方ない。
ならば同じやるんなら、もうひとつミッションを増やせよと思う。
そう、健康増進法の受動喫煙防止規制を守っているかチェックすることである。
複雑なことをする必要はない。
単に、紙巻きタバコ吸いながら飲食可能としているお店で、20歳未満立入禁止の掲示をしているかを確認すればよい。
過去記事:改正健康増進法を一行で説明すると「禁煙」or「20歳未満立入禁止と出入口に掲示」
あとは、加熱式含めてタバコが吸えるエリアに20歳未満が立ち入っていないかである。
今般の見回り隊が確認する基準は「ガイドライン」であるのに対して、健康増進法で求められるのは、法律上の規制である。
同じ税金を投入するなら、もっと効果があがる方法を考えるべきであろう。